昔々、私が独身の頃、
働いている会社で
講演会があり、講師の方が今の日本の傾向を
本を紹介しながら語っていた。
「縮み」志向の日本人
著:李 御寧
なんだか懐かしくて
ちょっと調べてみた。
発売日 2007年04月11日
価格 定価:1,386円(本体1,260円)
ページ数 352ページ
シリーズ 講談社学術文庫
講演会後に読んでみた本は、これではない。
私が読んだのはもっともっと前。
すると、こうも書いてあった。
初出 本書の原本は、1982年に学生社より刊行され、
1984年に講談社文庫に収録された。
本書底本は、小社文庫版。
40年ほど前だから
私は講談社文庫を読んだのだろう。
もう講演会の内容も忘れているけれど、
日本人は小さくする技術に優れているし、
技術が濃縮されたコンパクトな物を好む。
日本の経済成長は、縮み志向にヒントあり、とかなんとか
言っていたような。
確かに。。
今更ながら確かに。と思う。
オーディオも部屋を占領していたものから
ミニコンポへと変化していったし、
携帯電話も昔よりかなり小さくなった。
テレビも奥行きのある重い重いテレビから、薄くて軽いテレビになった。
なぜこの本を思い出したかというと、、、
全然本と関係ないのだけれど
我が家で最近洗濯機を新調し、
「あー、今までより少しずつ、コンパクトな物に
なっていくなあ」と思ったのがきっかけ。
もう我が家の家電製品は10年以上の物が多く、
買い替え時期にきている。
昨年は冷蔵庫を
今までの大きさの半分ほどの小さなものに買い替えた。
容量が少なくて、失敗したかな、と最初は思ったが
慣れると、これで充分。
余計な物を買わなくなり、節約にも一役かっている。
(電気代はたぶん変わらず)
今回は洗濯機で
7キロ用から5キロ用に。
こたつ布団とかは洗えないかもしれないけれど
近くにコインランドリーがあるし
これで充分だ。
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縮み志向の一人暮らし。
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今後の日本の経済成長も、縮み志向にヒントありかも。
4人暮らしで買う冷蔵庫一家に一台。一人暮らしでも一台。
シニア一人暮らしは今後も増えるだろうと予測されているし、一人暮らしでも幸せ感は強いそう。
縮み志向の一人暮らしを楽しみつつ、経済成長に貢献中。
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