シニアになると、新しく仕事を探すのも新しく仕事を覚えるのも本人にとって必死である。
やっと、(もしかすると私でも雇ってくれるかもしれない)と思う求人があっても、最初の難関は履歴書。
特段、何も資格もない。
あるのは自動車免許の資格と、もう半世紀ほど前に取得した
珠算検定や、四十数年前、高校生の時に取得した和文タイプやカナタイプや英語検定の資格。
和文タイプって何??の世界。取得した本人ですら、タイプ機器も思い出せず、、やり方も忘れている。資格欄に書いても虚しいだけ。
そして英語検定。たぶん3級なら書かない方がマシ。
漢字検定ならまだ通用しそうだが、残念ながら取得していない。
今から勉強してみようか、と5年ほど前に漢字検定準2級の本を買ったが、2.3日、目を通して満足。
本を買うだけで前向きになった気分でいる。
いつか勉強するかも、と5年経過、未だにほぼ新品。断捨離すれよ、と自分に突っ込み中。
こんな感じで何も極めてないので履歴書の特技、資格欄を埋めるのに一苦労。
(とりあえず自動車免許だけでも取っといて良かった。鈍いから、仮免、本免1回ずつ落ちたけどね、、)
履歴書を書いてみて、自分がパート採用担当者なら、合格出す??と自問自答すると微妙。。面接してみて、やる気が伝われば合格かな。
次の難関は、やる気です。やる気と向き合う。さて、どんな仕事につきたいか。やる気が起きそうな仕事ってなんだろう。
シニア女性によくある求人
- ホテルベッドメイキング
- マンション管理スタッフ
- ホテル朝食スタッフ
- 盛り付け洗い場スタッフ
- 調理員
- コールセンタースタッフ
- 軽作業
- 警備員
- スーパースタッフ
- 清掃員
など。
自分には何が出来て何が得意か。
今まで、頑張って生きてきたとは思うが頑張って何かを習得したか、と聞かれたら特になし。
悲しい事に、若さと体力と気力で今まで仕事をこなしてきたので、
仕事でキャリア形成できたかと聞かれたら、ノー。
今から事務員も出来るほどの才能もやる気もない。
じゃあ、何が出来るの??
今更ながら、自分って何にも出来ないって事に気づく。選んでる場合ではないのだ。なんでもいい。
自分でも使ってくれる所を探そう。力仕事ではなく、パソコンは簡単入力程度。週2、3回のパート。
ちょっとだけやる気が出てきて、勢いで応募。即採用が決まった。ぐだぐだ言い訳ばかりしていたけれどまずは小さな一歩。
シニアになっても、どのくらい働くか、全く働かないかは自分で決めていいんだ。
私は少しだけ働く事を選択した。たった数時間だが、社会との繋がりは大事。
現在2年目。このパートのおかげで、日常生活にメリハリが出来ました。
苦あれば楽あり。何気ない日常が楽しい。
シニアパート女の闘いpart2に続く